Flintlock Carbine
18世紀に英国陸軍が制式採用したフリントロック・マスケット「ブラウン・ベス」のカービンをモデルにしてエアーコッキングガンにしました。カービンといっても全長は近代の長銃並みで1130㎜もあります。機構は前作のフリントロック・ピストルのハンマーコッキング・システムで、インナーバレルは73㎜延長しています。
【仕様】
全長:1130mm
重量:1950g
装弾数:55発
ホップ:可変式
機構:ハンマー式エアーコッキング
銃床:木製(ブナ材、オイル仕上げ)
材質:外装品全金属製
価格:¥44,800(税別)
H23年10月21日発売
H25年10月30日 第2ロット発売
品切れ
ハンマーをコックし、当たり金もコックし(写真)引き金を引けば発射できます。
ホップ調整穴はピストルと同じ位置です。リアサイトとフロントサイトがあるので狙いは正確になります。
マズルは72口径、アウターバレルはアルミ製です。ロッドを回し、40センチほど引き出してBB弾を装填します。
給弾口はストック下部にあり装弾数は55発、最終弾まで発射します。ストックはブナ材で、つなぎなしの1本ものです。
バットプレートの他、バレルバンド、先台キャップ、トリガーガードは亜鉛合金製真鍮メッキ、他の外装パーツは黒染めした亜鉛合金製です。
先台キャップは第1ロット(上)が角ばった形、第2ロット(下)は丸くなっています。
分解
①マガジンロッドを抜き出します。先台キャップは、第1ロットは外します(写真)。第2ロットは外さなくてもバレルバンドが抜き出せます。
②バレルバンドのネジを外し、前方へそっと抜き出します。アルミ製バレルに触れてキズをつけないよう注意してください。
③ストック上面のフタを外します。
④ハンマーを外し、
⑤ストックのピンを抜くと、
⑥機関部はストックから外れます。
この後、メカBOXの分解はフリントロック・ピストルの項をご覧下さい。
注意
①ハンマー組み立て時は当り金を起こし、ギア軸を右いっぱいに回してから当り金を倒します。ハンマーがかからないときもこの方法でリセットします。
②ハンマー軸にあるゴムリングはカービンだけの重要なもので、組み立て時、必ず付けてください。
③マガジンを抜き出した後、入れるときは銃床を下にして中のガイドチューブが定位置にあることを確認してください。
④インナーバレル内径は6.03㎜です。BB弾は信頼のある品を選んで下さい。一度使用した弾や年月を経たバイオ弾は弾づまりの原因となります。
別売品
フロントスイベル
¥1,000(税別・取り付け金具付)
フロントキャップのピンを抜き、スイベルをはめ、取り付けボルトをピン穴に打ち込んで反対側にナットで締めればOK。簡単に取り付けられます。
リアスイベル&スリングSET
¥1,800(税別・取り付け金具付)
木製ストックにキリで下穴をあけ、木ネジ(3.8×25)で取り付けます。木製ストックなら全般に利用できます。
お知らせ
フリントロック・カービン及びフリントロック・ピストルに「お知らせ」欄を新設しました。どちらも動作機構が同じため、記述内容を「フリントロック・ピストル」に集約しました。チェックの際は、こちら(フリントロック・ピストルのページ)をご覧ください。
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