この項は新企画です。KTWの製造過程を皆さんに公開します。ヤスリ1本からスタートしたKTWの製品作りですが、20年以上経った今でも似たようなものです。これを見てメーカーになろうという方が1人でも現れれば幸いです。
今、設計図を描いています。普通のメーカーはこれを先にするのが常識ですが、KTWではよくあることです。スプリングフィールドM1903A3は図面なしでイチかバチか、いきなり本番決行しました。リー・エンフィールドNo.4のときもそれに近い状態でした。それはともかく、九六式は再現するのに困難な箇所がいくつかあります。これを解決する方法を考えながら実際に試作品を造ってみて、イケるとなったとき、漫画状態だった最初の図面を具体化していきます。なお、KTWは図面はすべて手描きです。銃は原寸で手で描くのが一番よいと思っています。余談ですが、この大きいサイズの製図版はかつてのメーカー、LSの設計部でAK47を描いたもので、LSなきあといろいろ渡り歩き、ぜひ使って欲しいと言う人を介して最終的にKTWに来て、モシン・ナガンを描いたというロシアつながりの因縁ものですが、まあ、九六式とは関係ないことですね。7月29日
内部メカの実験です。図面に近いレイアウトで発射機構を組み立て、命中精度、初速のデータをとりました。基本アイデアを提供していただいたガンジニアのメンバーの再集合です。最良のインナーバレル長、パッキンの気密度アップ方法、適正バッテリーの選択などなど、ほとんど決定しました。その結果、パワーは0.7ジュ-ル、命中精度はスナイパーライフル・クラスとなりました。 8月3日
二脚です。プラ板と塩ビ管を切った貼ったでフルスクラッチを造り、これをマスターにして型をおこし鋳物(鉄)を量産(?)します。金型は使用しません。砂型です。ただこの方法は、後加工が大変で、仕上げるのにとっても手間がかかります。なお、九六式の二脚は前期と後期の2種類あります。脚基部板に肉抜き穴が2つあるのが前期、穴1つが後期です。脚部の強度を増すためのモデルチェンジといわれていますが、省力化も多分にあったと思います。KTWは造りやすそうな後期タイプを選びました。 8月7日
フロントサイト(マスター)と銃身(アウターバレル)。Fサイトはいつものように塩ビ材を切った貼ったしたもので、これがマスターとなって鉄製鋳物で量産されます。銃身はFサイトを境に前後部に分かれますが、当初、プラのキャスト製で考えていました。これが、コストの面で削った方が安いとわかり、あっさり予定変更です。アルミ丸棒の全削り出しでいきます。サンドブラストでつやを消し、黒アルマイトで仕上げます。考えてみれば三八式の銃身もこれと同じ方法でやっていました。 8月20日
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