KTW初の10歳以上用機種登場
ワルサーP99とシグSP2340の2機種
P99とSP2340に、かねてからリクエストの多かった対象年齢10歳以上(18歳未満)用の機種を追加します。箱に「対象年齢18歳未満」「青少年健全育成条例適合品」の文字が入ります。0.135J以下のパワーで安全ですが、軽いBB弾を使用して可変ホップをうまく調整すればかなりの飛距離がでます。価格は対象年齢18歳以上の従来品と同じ¥3255です。
東京の松浦様
(愛用者カード、H18.6.15)三八式歩兵銃御購入
「長年の夢、三八式を購入いたしました。大変な喜びです。細部のこだわりが感じられ大変満足しております。ただ、照星部分にガタがあり、ネジ山を修復、ボンドで固定しました。それ以外は満足です。これからもマニアの心を満たし、くすぐる商品を期待しております」。
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ありがとうございます。愛用者カードの久々の紹介でした。三八式の根強い人気には造っている我々も驚かされます。いろいろ変わったところからの引き合いも多く、最近では千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館に大量(?)納入しました。「佐倉連隊にみる戦争の時代」という特別展で、7/4~9/3まで開催されます。佐倉城→佐倉連隊→国立歴民博物館と変節した場所ゆえに、ゆくゆくは新設の展示場で常設展となるそうです。KTW三八式も大変な栄誉を授かったものだと、感激しています。絶対見に行きます。
KTW20mテスト射場建設レポート
エアガン射撃場が出来るまでの珍しい記録です
①樹齢30~100年の杉の木を10本ほど切ったのが5/1でした。ここが射場になろうとは・・・
②射場建設決定後、根っこを掘り出し写真の右から左へ28mの用地を整地しました。5/20。
③5/25、基礎工事開始。ちなみに、この写真の向うの林の先が花巻空港です(徒歩5分)。
④5/26、射場小屋設置。ボックスカルバート(PM君のアイデア、左に見える物)11個搬入。
⑤角度を変えてKTW入り口から写しました。中央、ボックスカルバートの奥に射場小屋があります。
⑥5/30、基礎の敷石をつめ、射場小屋に射窓(1500X1400)を開けました。人がかがんで歩けるトンネルになります。
⑦はずかしながら、ついでにお見せします。ようやく改築した工場です。昨年は、記録的大雪でつぶれました。
⑧6/1、基礎コンクリート打ちを小屋から見ますが、世界一頑丈なエアガン射場でしょう。施行は盛岡の山崎組です。
⑨射場小屋内部。3坪(6畳一間)です。床は2重の厚さにしました。大工さんの後ろが22mのトンネルになります。
⑩6/6、ボックスを10個つなげたところで、出た!PM君。マイ・レンジと、一番うれしそうです。研究開発施設ですが・・
⑪6/9、レンジ先端の扉ができて完成です。実銃の射場ではないので、バックストップはこんな簡単なものです。
⑫さっそく、命中精度アップのための研究開発開始。以上、エアガンテスト射場が出来るまでのレポートでした。 完
近況報告
H18.5.19.
工場の改築は、増築も兼ねたため工期が1週間ほど遅れています。どうせ暇な会社なためそれは良いとして、先日の青森のエクストリーム競技の帰り道のことです。あ、そう、青森ではみなさん大変お世話になりました。とっても楽しかったと同時にとっても勉強になりました。オモチャのテッポウをいかにチューンナップして、またあらゆる試行錯誤で最適のBB弾を選び、その集大成で20m先の直径10cmぐらいの的に命中させることに挑戦するという、この競技の奥の深さは実銃以上の難しさがあります。経過と結果については「ガンジニア」のHPにあるとおりですが、その帰りの車中でのこと、KTWチームメンバーのPM君が言いました。「工事のついでに、このさいだから射撃場も造っちゃいましょうよ」と。PM君は、自動車メーカーにテストコースがあるようにエアガンメーカーにも製品開発のためのテスト射場があってしかるべきとのこと。うん、もっともなことです。というわけで、工場敷地のはしっこにトンネル式無風20mレンジを急遽造ることにしました。来週から工事にかかり6月10日に完成させる予定です(はやぁ)。今後KTWは命中精度で勝負します。出来上がったら写真で紹介しましょう。
設計図。トンネルですが、地上に置きます。プレハブなので簡単に組み立てられますが、1個4トンのコンクリートボックスが11個並ぶので、主に基礎工事に時間がかかります。射座は1つのみです。
KTW工場改築にともなう機械停止のお知らせ
4月28日~5月20日
今年の大雪で、もうがまんの限界にきたのがKTWボロ工場です。おもいきって改築することにしました。そのため、5月20日ごろまでフライス盤などの大型の機械が動きません。ボール盤などの小型のものは使えます。現在行われている回収作業には支障はありませんが、大きな機械を使用しなければならない修理の場合は、工場が完成する5月20日ごろまで待っていただくことになります。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
回収について
回収についてのページを作りました。新法が決定されるのは6月で、それまでは不明な点が多いのですが、とりあえずKTWの解釈としての回収方法を発表します。回収についてをご覧下さい。
ウィンチェスターM1873カービン再販
4月21日発売
ウィンチェスターM70pre’64新発売
H18(2006)年4月5日発売
お待たせいたしました。ようやく発売にこぎつけました。クロームモリブデン鋼をにおわせる重厚なテーパー・バレル、pre’64独特の細身なアメリカンウォールナット・ストック、実銃通りのボルト作動メカニズムなど、近代ボルトアクション・ライフルの最高峰といわれたM70に恥じることのない作品となりました。ぜひ、もよりのショップでご覧下さい。
新法のための回収について
新法のパワー基準を1割前後オーバーしている三八式と九九式を使い、長期間コッキングしたまま放置するとパワーがどのくらい落ちるかという実験をしました。20日間かけてやったところ、なんと、ほとんど変化無しという結果でした。正直言って、あてが外れました。エアーコッキングガンだけしか作っていないKTWの利点(?)を生かし、スプリングのヘタリによるパワーダウンのデータを出して、回収という事態を回避しようとしたのですが、残念でした。エアーコッキングガンのパワーダウンは、Oリングなどの各種ゴムパッキンのシール漏れが原因で、その度合いは使用回数に比例するものでしょう。何回発射したらどのくらいパワーが落ちるかなどという実験はナンセンスなので止めます。回収の対象になるのは、第1~第3ロットの三八式、九九式短小銃、改修前の九九式狙撃銃、改修前のスプリングフィールドの4機種です。スプリングをカットするのですが、具体的な方法についての発表は今しばらくお待ちください。
三八式、第4ロットの発売
ウィンチェスターM70は4月発売
三八式歩兵銃(ARISAKA M1905)は3月8日に再発売となります。第4ロットになります。詳しい内容は三八式の項の最後に書いてあるのでご覧下さい。なお、ウィンチェスターM70は、今、木製ストックに熟練職人さんが彫刻刀でチェッカリングを彫っている最中です。1日に何本彫れるか・・・トホホ・・・そんなわけで発売は4月に延びました。スイマセン。
自主回収に関するお知らせ
エアガン新法が施行される前にKTWがやるべき事について。
0.98ジュールを超えてはいけなくなった事はお伝えしました。KTWの測定結果でこれを超える商品はあります。KTWの一連の軍用ライフル・シリーズで、三八式、九九式、九九式狙撃銃、スプリングフィールドです。それと、一部のL96A1、単発発射の旧スパス12L、単発セレクトした場合の旧イサカM37フェザーライトとライアット・モデルです。これらは、新法が出来る前にKTWの責任において、回収してジュール値を適正値に改修しなければなりません。具体的な方法について、いま検討しています。該当される方には大変ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。結論が出次第このHPで「自主回収について」というようなコーナーをもうけて、対応していく予定です。なお、新法の規制ジュール値が発表された後の出荷商品は改修済みです。以上よろしくお願いいたします。
<訂正> 旧イサカM37フェザーライトとライアットは単発の発射でも0.8ジュール前後で、問題はありません。また、旧スパス12Lに関しては使用年数により差はありますが、調査の結果、最大のものでも0.9ジュール以下でした。KTW製品はすべてエアーコッキング式です。使用頻度によりスプリングは変化します。シリンダーの気密度も落ちてきます。新品で新法をオーバーしていると思われていたものは、年数が経った今、0.8~0.9ジュールで落ち着いているようです。KTWアクションの銃、つまりL96A1から九九式狙撃銃までは、今、コッキングしたままの状態を何日続けるとどのくらいパワーが落ちるかという実験をしています。結果はお知らせします。
エアーソフトガン規制は0.98ジュールに
2006年2月6日の各新聞朝刊に「強力エアガン所持禁止」の記事が出ました。
今日、2月6日の朝刊(岩手日報ですけど)を見てビックリ!。とうとう出ました。警察庁がエアーソフトガン規制の具体案をマスコミに発表したのです。「1平方cm当たり20ジュール以上を実銃の空気銃、同じく3.5ジュール以上を準空気銃(エアーソフトガン)と定める」という趣旨の内容でした。たぶん、みなさんの中でピンとこなかった方が多かったと思うのでここで解説させていただきます。
準空気銃というのがエアーソフトガンの法律用語になり、これを銃刀法の中で規制することになるわけですが、基準となる威力を1平方センチ当たり3.5ジュールとしています。6㎜BB弾をこれにあてはめると断面積からの比例計算による算数になるのですが、簡単に言うと、3x3x3.14x3.5x0.01=0.9891ジュールとなります。ホッとしました。銃口から1mの地点での威力ということになりましたから、みなさんゲームでいつも測定しているやり方では測定器に銃口をおっつけた状態での1.0ジュール以下設定のルールだと思うので、これを1mまで延ばしたとしたら1~3%の弾速低下が予想され、ジュールでは0.98~0.94になります。つまり、1ジュール以下のルールで楽しんでいたゲーマーのみなさんは新法の下でもまずは安心できました。ASGKはこれまで通り0.8ジュール(競技専用)を守る予定だそうです。カスタム屋さんは0.8を0.98に限りなく近づけるためのチューンナップの道が残されました。こういう方向に持っていくのに尽力したASGK幹部のみなさんや、これに理解をしていただいた警察庁の担当の方の「大岡裁き」に感謝しようではありませんか。
とりあえず、速報でした。
KTW近況報告
H18.2月
お問い合わせのコーナーを作ったのですが、これが好評のようで、皆さんからいろいろな質問が寄せられてきて毎日楽しみながら返信しています。さて、山ごもりした結果、シカを10頭獲ったということはおいといて、じっくりと考えたのですが、今春の国会でエアーソフトガンの規制立法化が採決され本年末にも施行されようとしていて、それによって私たちは今までの考え方とは違う製品づくりをしなければならなくなるかもしれず、さあどうしようか、という問題の結論として、KTWは、出来た法律を守ることは当然として、当面はASGK自主規制要綱を守る組合員として今までどうりの製品造りにはげみましょう、ということに決めました。そこで、今まで以上にASGK基準に厳しい製品造りをしていきます。三八式は3月に再販予定ですが、0.8ジュール以下をしっかり守ります。新製品のウィンチェスターM70も、それ以降の製品も同じです。みなさん、よろしくお願いいたします。
1月4日から1月9日まで山ごもりしてきます
KTWイレギュラースケジュール
本年は大変な年になりそうなので、今年1年の計画をよ~く考えなくては・・・と思います。冬山にこもって頭を冷やし・・・・というか、頭をクリアにして心機一転のため、ウィンチェスターM70で4000ジュールの30-06スプリングフィールド弾をガンガンぶっぱなしてきます。早い話が、ハンティングです。
と言うわけで、お問い合わせの返信は1月10日まで出来ませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。和智香。
2006年、新年おめでとうございます。
新年を迎え、KTWは元日から働いています。貧乏ヒマなし、と言ったところですかね。今、三八式を作っています。3月には出来上がるでしょう。韓国のドンサン社では、ウィンチェスターM70pre’64の量産体制に入ったところで、2月か3月の発売になるでしょう。モシン・ナガンM1891は今、レシーバー部の元型の完成待ちで、これが上がれば、一気に試作銃が組み立てられます。そんなわけで、今年は新年早々から、忙しくしています。また、昨年の改造ガスガンによる一連の事件のため、本年中にエアーソフトガンの法規制が確実となり、ASGK加盟のKTWとしては各社と協力し、現行の自主規制の範囲内での法律、たとえば競技専用銃が0.8ジュールですが、ガスガンの場合は季節や気温によって大きなパワー変化があるのでもう少し余裕のある1.0ジュールにしてもらうとか、これはほとんどのサバイバルゲーマーが現在このパワー制限で楽しんでいることからも、関係各省庁にお願いしていくつもりです。308Winが3000ジュールです。それに対してのたった1ジュールです。これは、ユーザーのみなさんとも協力して主張していかなければならないでしょう。
所沢の吉田肇様
貴重な資料をたくさん送っていただきました。
「KTW様・・・貴社ますますご繁栄とお慶び申し上げます。お蔭様で別紙写真の様に貴社の製品が集まりました。後は三八式小銃を手に入れたいと思います。私は元軍人としていろいろな資料を集めていますが、既にお手持ちかもしれませんが銃器に関する資料と、今日は太平洋戦争が始まった日で、当時の各種電報や日本海海戦での電報や、他に・・・・・・(中略)・・・・・これらの資料はコピーをして配布されても構いません・・・・・(後略)」。
ということで、本一冊分くらいの資料を送っていただきました。中でも吉田さんが、昭和18年に滋賀県八日市の陸軍飛行第8教育隊に入隊してから後、各地の航空隊に配属され、最後は福岡の太刀洗飛行第4連隊でB29の大空襲を受けた経緯とその後の慰霊活動についての文と資料に感動いたしました。これらは大切に保管し、また皆にみてもらいます。ありがとうございました。私の母のすぐ下の弟は予科練に志願し、終戦時は同じ福岡の築城海軍航空隊にいました。ついでながら、私の父は野砲連隊で九十九里で米軍上陸に備え、たこつぼを掘っていたそうです。山砲連隊にいた祖父は心配して、群馬の山奥から馬に乗って父を見舞いに来たそうです。みんな生きていてよかったですね。戦争はもうやらないことにしましょう。
有限会社ケー・ティ-・ダブリュ
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